ウクライナ侵攻から2年

ロシアのウクライナ侵攻から2年がたち、3年目に入りました。
2年前、報道で知り大変ショックをうけました。翌月の春彼岸に、お寺でもウクライナ難民支援の募金を行い多くの方にご協力いただきました。
それからも、ずっと戦争状態が続き、犠牲者も増える一方です。

新聞を見ながら「ロシアとウクライナの戦争が始まって丸2年が経った」という話をすると、小学1年生の娘が
「どっちかが早く謝ったらいいのに」と言いました。
娘は、当初からテレビなどでウクライナ侵攻のことは、なんとなく知っており、「いつまで戦争してるん!?」と怒ったような様子で話をしていることもありました。
そして、「私はプーチンに謝ってほしいけど」とも付け加えました。

「どっちかが早く謝ったらいいのに」
子どもの素朴な言葉ですが、本質をついているように感じます。
事態は子どもの喧嘩のように単純でないことはわかっていますが、リーダーの決断によって何とでもなるのだと思います。
「こっちは悪くない」「あっちが悪い」
戦争は、はじめるよりもやめる方がずっと難しいと言います。振り上げたこぶしをどうおさめるのか。どこで妥協点を見出すか。現在の状況からは先が見えませんが、リーダーの決断を信じたい。

次のようなお釈迦様の言葉があります。

「怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない」
「わが身にひきくらべて 殺してはなならぬ、殺さしめてはならぬ」

しかし、互いがこの教えを理解し、共感しなければ解決にはつながらないんだと、なんとももどかしい思いです。

 
先に「ごめんなさい」、といってもそれは決して負けではないと思います。
一日も早い停戦と和平を心から祈るばかりです。