令和5年 成道会(亀岡市仏教会)

令和5年12月8日(金)に亀岡市仏教会の成道会を行いました。会場は、曽我部町犬飼にある臨済宗妙心寺派の東光寺さんでした。
曹洞宗や臨済宗などいわゆる禅宗では12月1日~12月8日にかけて、昼夜問わず坐禅三昧の修行「臘八摂心」を行います。
「臘八摂心」は禅宗以外の宗派では行いませんので、法要とともに、曹洞宗と臨済宗の坐禅の違いについて学ぶ研修を企画しました。
まず、東光寺の宝積玄洋 ご住職の導師のもと、成道会法要を勤修。釈尊成道図を前に、宗派の垣根を越えて法要を営みました。

臘八坐禅

 その後、禅堂に移動し坐禅研修。
 曹洞宗の坐禅は、壁に向かって坐る「面壁」が基本ですが、臨済宗は逆に、人と人が向かい合ってすわる「対座」スタイル。おしりの下に敷く坐蒲(ざふ)も、曹洞宗は丸形ですが、臨済宗は座布団のような四角い形。手の組み方にも違いがあり、坐った時の感じも多少違いました。
 曹洞宗は只管打坐の「黙照禅」、臨済宗は公案にとりくむ「看話禅」であると、その違いが説明されますが、基本的には同じであることが分かりました。

 会員の皆さんとともに一緒に坐り、最後は臨済宗で大切にされる「茶礼」によって会を閉じました。「茶礼」は皆で一緒に温かいお茶をいただくことです。ちょっとしたひと時ですが、ともに修行する仲間・サンガの一体感が高まり和合衆の結束が生まれます。
 他の宗派のことを学ぶ機会は多くありませんので、大変良い機会となりました。