小正月
1月15日は小正月。京都では1月15日までがいわゆる「松の内」です。松の内はしめ縄など正月飾りを飾っておくというのが習わしです。全国的には7日までを松の内とする地域も多いので、京都でも、しめ飾りをする期間も短くなっているように思います。
地域によって違いはありますが、小正月の1月15日頃に「とんど焼き」(「どんと」「どんど」など言い方はいろいろです)で、正月飾りや、神社の授与品、お札、書初めをなどを燃やします。新年にお迎えした歳神様をお送りするための行事ともいわれています。
神様が宿った正月飾りを粗末にすることなく、特別な炎でお焚き上げをする「とんど焼き」は、日本の信心深さを感じる行事です。ゴミとしてではなく、特別なものとして扱う心は、素朴なものかもしれませんが、大切にしたいと感じます。
今年の正月には、保津町の木村さんより「門松」を飾っていただきました。
年末に作っていただいたものを届けていただき、皆様をお迎えする玄関に飾らせていただきました。皆さんに「立派な門松ですね」とお声をかけていただき、お正月の雰囲気を感じていただくことができました。ありがとうございました。