お寺で考える「防災3.11」に参加しました

令和8年3月11日(水)に、亀岡市曽我部町の真福寺を会場に開催された「お寺で考える防災3.11」に、参加しました。

この取り組みは、亀岡市仏教会の共催で行われたもので、亀岡市と亀岡市仏教会が締結した「災害時一時避難所提供の協定」とも関わる行事です。

私自身、現在は亀岡市仏教会の理事を務めています。
真福寺の満林住職が会長の時に副会長として防災協定の締結にも関わらせてもらいました。また、その時に私自身も防災士の資格を取得しました。

今年は東日本大震災から15年の節目の年です。
開会にあたり、震災で亡くなられた方々を偲び、慰霊法要を営み、一同で静かに手を合わせました。

その後、防災を体験しながら学ぶ取り組みとして、火災避難シミュレーションゲーム「もしかじ」を体験しました。
このゲームは、家の中で火災が起きたときにどのように判断し、どのように避難するかを考えるボードゲームで、「第4回ボードゲームジャパンカップ」で大賞を受賞したゲームです。

実際に体験してみると、
「どのルートで逃げるのか」
「どのように行動するのか」
など、置かれた状況によって判断が変わることや、まずは、早期に火災に気付づくことの重要性を感じました。
条件を変えて2回行いましたが、そのことで、学びが深りまり、楽しみながらも、防災について真剣に考えることができる内容でした。

続いて、防災士で地域防災ファシリテーターの大石千恵さんのお話を伺いました。


講演の中で印象に残ったのは、

「大切な人を守りたい」 防災は知識の前に、この気持ちが大切。

という言葉でした。

そこから、知識が力になり、人脈は武器になる。一人では限界がある。知識があれば、守れる可能性が増える。人とのつながりがあれば、支え合える。人とつながり、支え合うことの積み重ねが、折れない心を育てる。誰かを守りたいという気持ちの連鎖が、

防災というと、備蓄や道具などの準備に目が向きがちですが、その根本には
家族を守りたい、
地域の人を助けたい、という思いがあるのだと改めて感じました。
その気持ちが、すこしずつでも防災に対する取り組みを進める原動力になるのだと思いました。

「お隣さんとあいさつができる関係」
「災害にに力になるのは遠くに人ではなく、近く人」

そんな話もあり、やはり地域のつながりが力になることも感じました。お寺は昔から、檀家さんや地域の人が集まり支え合う場所でもあります。
あらためて、災害のときにも安心して集まれる場所となるよう、日頃から備えや学びを重ねていくことの大切さを感じる機会となりました。

東日本大震災から15年。
亡くなられた方々への祈りを忘れず、そして「もしも」の時に備えて、これからも地域の防災について考えていきたいと思います。