令和8年度 大本山永平寺檀信徒研修会(曹洞宗京都府宗務所主催)に参加しました
令和8年6月23日~24日にかけて、1泊2日の日程で「檀信徒本山研修会」が開催されました。今回は久しぶりの大本山永平寺での宿泊研修で、昌寿院からは4名が参加しました。
1日目は、福井県の丸岡城と「日本一短い手紙の館」を見学したのち、永平寺へ向かいました。





永平寺では、精進料理、坐禅、法話、映画など、ご本山ならではの研修を受けました。日常を離れ、静かに心を調える時間は、まことにありがたいものでした。








翌朝は4時に起床し、坐禅。その後、朝のお勤め(朝課)に参加しました。ご本山の法堂に響く読経の声、凛とした空気、厳かな雰囲気は、まさにご本山でなければ味わえないものでした。あわせて、ご先祖さまのご供養もお勤めいただきました。





その後、諸堂を拝観し、永平寺の歴史と修行道場としての姿にふれることができました。
続いて訪れたのは、福井県大野市にある曹洞宗第二道場と称せられる宝慶寺(ほうきょうじ)です。冬には永平寺よりも寒く、雪も深いといわれる厳しい地にあります。





この宝慶寺を開かれたのが、寂円禅師です。寂円禅師は、中国の天童寺で道元禅師と共に修行し、その後、道元禅師を慕い、海を渡って来られました。その決意の深さ、そして、そこまで人を惹きつけた道元禅師の人柄と魅力。お二人の関係を思うと、胸を打たれるものがあります。
また、寂円禅師の流れをくむ弟子が、のちの曹洞宗を大きく支えていかれたことを思うと、宝慶寺は曹洞宗にとって大変重要な道場であることを改めて感じました。

今後、大本山永平寺で、大人数の宿泊研修は対応が難しくなると伺っております。少子化による修行僧の減少もその一因のようです。このような状況ですので、今回が、永平寺に宿泊する最後の本山研修会になる可能性があります。
京都府宗務所のご尽力により、大変貴重な機会をいただいたことに感謝申し上げます。

